ベオグラード
ドナウ河畔の首都に降り立ち、夜のスカダルリヤへ
空港から市街まで約30〜40分の道のり
ミハイロ大公の騎馬像が立つ共和国広場と、その正面にあるネオルネサンス様式の国立博物館を訪ねます。長距離移動の後でも、街の中心の規模感と19世紀のセルビア首都の自意識を体で受け止められる時間です。
石畳のボヘミアン地区の老舗カファナでチェヴァプチチや羊肉の煮込みを選びます
歩行者専用の目抜き通りを軽く歩き翌日の街歩きの土地勘をつけます

Gallery
共和国広場と国立博物館外観
クネズ・ミハイロヴァ通りの夜の散歩
カレメグダン要塞とドナウ・サヴァ合流点
ルージツァ教会と聖ペトカ礼拝堂
聖サヴァ大聖堂と内部のモザイク
ガルドシュの丘とミレニアムの塔
バシチャルシヤとセビリ広場で街に着いた実感
ガジ・フスレフ・ベグ・モスクとマドラサ
ラテン橋とサラエボ博物館
ヴィエチニツァ市庁舎の内部見学
コニツの石造アーチ橋を見学
スターリ・モスト ( 旧橋 ) と夕暮れの第一印象
朝の旧橋スターリ・モストとネレトヴァ川
ピレ門とストラドゥン大通りの第一歩
ドゥブロヴニク城壁を一周する
旧港と防波堤の夕方の散策
スルジ山ロープウェイで街と海の全景
ロクルム島のベネディクト会修道院跡と植物園

Itinerary
ドナウとサヴァが合流するベオグラードを起点に、サラエボとモスタルでオスマンと近現代の重層に向き合い、最後はアドリア海の城壁都市ドゥブロヴニクへ南下する11日間です。3つの首都圏それぞれに連泊し、長距離バスでの陸路移動でバルカン半島を縦断します。
前半はベオグラードに3連泊し、カレメグダン要塞、聖サヴァ大聖堂、スカダルリヤ旧市街を中心に、ドナウ河畔の街の現代と歴史にふれます。中盤は長距離バスでサラエボへ南下し、3連泊でバシチャルシヤの旧市街と、認定ガイドとともにめぐる包囲の記憶遺産を別の日に分けて訪ねます。さらにモスタルで1泊し、世界遺産の石橋スターリ・モストを朝夕の静かな時間に味わいます。
後半はネレトヴァ川沿いを南下しNeumの国境を越えて、アドリア海沿いのドゥブロヴニク旧市街に3連泊します。城壁の上の散策、スルジ山からの眺望、ロクルム島への小旅行を楽しみ、3つの国を陸路でたどってきた旅の終着を、紺碧の海と石灰岩の街でゆったりと締めくくります。
ベオグラード
空港から市街まで約30〜40分の道のり
ミハイロ大公の騎馬像が立つ共和国広場と、その正面にあるネオルネサンス様式の国立博物館を訪ねます。長距離移動の後でも、街の中心の規模感と19世紀のセルビア首都の自意識を体で受け止められる時間です。
石畳のボヘミアン地区の老舗カファナでチェヴァプチチや羊肉の煮込みを選びます
歩行者専用の目抜き通りを軽く歩き翌日の街歩きの土地勘をつけます
ベオグラード
宿の近くのベーカリーでチーズ入りブレクと濃いコーヒーを軽く取ります
ローマ期から築き継がれた要塞公園からは、ドナウとサヴァが合流する広い水面と、対岸の新ベオグラードの集合住宅群を見渡せます。城壁、城門、軍事博物館を歩きながら、バルカン半島の十字路としての街の地理が一望できます。
要塞内に静かに建つルージツァ教会とその隣の聖ペトカ礼拝堂は、銃弾を抱えたイコノスタシスや湧き水で知られます。城壁観光の合間に立ち寄り、セルビア正教の小さな祈りの場の空気に触れられます。
サルマやチェヴァプチチを軽い皿で選び午後の街歩きに備えます
共和国広場に面した国立博物館では、中世セルビアのフレスコ画から20世紀の現代美術まで一館で見渡せます。ミロスラフの福音書のファクシミリや、ヴィンチャ文化期の出土品など、バルカン半島の長い歴史の厚みを確かめられます。
歩行者専用の目抜き通りを夕方の光のなかゆっくり歩きます
石畳のスカダルリヤの伝統カファナで生演奏とともに郷土料理を楽しみます
ベオグラード
コーヒーとパン、チーズで軽く整え一日の街歩きに備えます
ヴラチャル丘に立つ世界最大級のセルビア正教大聖堂で、外観の白大理石と、近年完成した内部の金地モザイクが圧巻です。地下クリプタの祈りの空間とあわせて、現代セルビアの自意識を象徴する荘厳な静けさが心に染み入ります。
聖サヴァ大聖堂から徒歩圏のニコラ・テスラ博物館は、発明家の遺骨と遺品を保管する小さな専門館です。交流発電やテスラコイルの実演展示があり、20世紀技術史の一筋を体感的に確かめられます。
ピタやサラダなど軽めの皿で午後のゼムン散策に備えます
ドナウ西岸のゼムンまで市街から約30分の道のり
オスマンとオーストリア・ハンガリーの国境だったゼムンの丘には、20世紀初頭に建てられたミレニアムの塔がそびえます。塔の周囲からはドナウとベオグラード旧市街を遠望でき、首都の二つの顔が一望に並びます。
ドナウ沿いのレストランで鯉やナマズのグリルとセルビアワインを合わせます
ベオグラード / サラエボ
長距離バス移動に備えて朝食を早めに取ります
中央ターミナルから南へ約7〜8時間の道のり
国境付近の休憩所でブレクとボスニアコーヒーを軽く取ります
中央ターミナルから旧市街まで約15分
オスマン時代の石畳の旧市街バシチャルシヤと、木造屋根の井戸セビリのある広場を短く歩きます。長距離移動の後でも、銅細工の音、水煙草の香り、モスクのアザーンが重なる多文化の空気をすぐに感じられます。
ボスニア名物のチェヴァプチチとソムンパンを地元食堂で軽く味わいます
ライトアップされたモスクとマドラサの庭を静かに歩きます
サラエボ
宿近くのカフェで濃いボスニアコーヒーとチーズ入りブレクを軽く取ります
16世紀のオスマン建築を代表する礼拝堂で、中庭の噴水と細長いミナレットが街の象徴です。隣接するマドラサ、ハンマーム、時計塔とあわせて、宗教施設複合体クーリイェの典型を一筋の通りで歩いて確かめられます。
1914年にオーストリア皇太子フランツ・フェルディナント夫妻が銃撃された場所であるラテン橋と、隣接するサラエボ博物館を訪ねます。第一次世界大戦の発端となった瞬間と、20世紀の世界史の出発点を、川辺の小さな橋から静かに振り返れます。
肉入りやほうれん草入りのブレクをヨーグルトと合わせ軽く取ります
歩道の一本の線を境に石畳がオスマンの旧市街から中欧建築へ変わり、東西文明の交点を実感します
1992年に砲撃で焼失し2014年に再建されたムーア風の中欧建築の旧市庁舎を見学します
炭火の羊肉やぶどう葉のドルマと地元のラキヤを合わせます
サラエボ
重い見学に備えて朝食はしっかり取り体調を整えます
1992〜95年のサラエボ包囲の最中、空港滑走路下に約800メートルの地下通路が掘られ、市民と物資の唯一の生命線として機能しました。当時の家屋を保存した博物館で通路の一部を実際に歩き、認定ガイドの解説で包囲の実態に静かに向き合います。
静かなカフェでスープとサラダを取り見学の合間に休息します
包囲下に狙撃が頻発したズマヤ・オド・ボスネ大通りを認定ガイドとともに歩き、砲撃の跡を赤い樹脂で残した路面の追悼の印サラエボのバラを訪ねます。当時のメディアセンター跡や被弾建物の補修痕もあわせて確かめます。
包囲下の犠牲者を追悼する民間運営の小さな記念施設で、犠牲者の名前や写真、当時の遺品が静かに並びます。子どもの犠牲を伝える展示も含まれ、家族で訪れる場合は事前に内容を確認します。
重い見学の後は宿でしばらく静かな時間を取ります
穏やかなボスニア家庭料理で体調を整え翌朝の移動に備えます
サラエボ / モスタル
長距離移動に備えて朝食を早めに取ります
ネレトヴァ川沿いに約2時間半の山越えの道のり
サラエボとモスタルの中間に位置するコニツの街には、17世紀に架けられた石造アーチ橋カメニ・モストが残ります。第二次世界大戦で爆破されたのち近年再建されたネレトヴァ川の橋で、午後のモスタル旧橋見学の予習として立ち寄れます。
ネレトヴァ川のマスのグリルなどヘルツェゴビナの川料理を選びます
ヤブラニツァ湖を経てモスタル中心部まで約1時間半の道のり
1566年にオスマン建築家ハイルディンが完成させた一連アーチの石橋は、1993年に内戦で破壊された後、2004年にユネスコの協力で再建されました。世界遺産に登録された旧橋の優美な姿を、まずは到着の午後に橋の上から眺めます。
羊のグリルやヘルツェゴビナの赤ワイン・ブラタッツを合わせます
モスタル / ドゥブロヴニク
出発前に朝食をしっかり取り国境越えの長距離移動に備えます
観光客が少ない朝の時間に、エメラルド色のネレトヴァ川に映る石橋をもう一度渡ります。両岸に立つ砦タラとヘルバ、橋下の小石浜まで歩いて、世界遺産の街を出発前に静かに目に焼き付けられます。
モスタルからドゥブロヴニクまでNeum国境を越えて約3時間半の道のり
アドリア海に面するNeumで国境審査と短い休憩を取ります
ターミナルから旧市街まで約15分の道のり
城壁の西の正門ピレ門をくぐると、石灰岩の床が光るストラドゥン大通りが一直線に伸びます。両側に立つルネサンス様式の家並みと、突き当たりのオルランドの柱、聖ヴラホ教会まで、世界遺産の旧市街の核心を到着の午後にじっくり味わえます。
イカ墨リゾットや黒い貝のブザラと地元のポシップ白ワインを合わせます
ドゥブロヴニク
暑くなる前に城壁に上れるよう早めに朝食を取ります
13〜17世紀に積み上げられた全長約1,940メートルの城壁を反時計回りに歩きます。オレンジ屋根が連なる旧市街、アドリア海の青、聖ロヴリイェナツ要塞まで一周1時間半から2時間ほどです。
15世紀のゴシック・ルネサンス様式の宮殿は、自治都市ドゥブロヴニク共和国の元首レクターが政務を執った場所です。中庭の柱廊、議場、当時の家具を再現した居室を見ながら、海洋共和国の自治と外交の仕組みに触れられます。
朝市の果物やオリーブ、チーズを買い広場のベンチで軽く食べます
ストラドゥン大通り入口に建つフランシスコ会修道院は、ロマネスクの回廊と1317年創業の古い薬局で知られます。ヨーロッパで現存最古級と言われる薬局の木製棚と中庭の柱頭彫刻は、ラグーザの福祉と学問の伝統を伝えます。
聖イヴァン要塞下の旧港で漁船と練習帆船を眺めながらゆっくり歩きます
アドリアの魚のグリルや黒貝のブザラとマルヴァジア白ワインを合わせます
ドゥブロヴニク
山と島の往復に備えて朝食をゆっくり取ります
標高412メートルのスルジ山頂までは、ピレ門近くの駅から所要約4分のロープウェイで上れます。頂上のインペリアル要塞からは、城壁に囲まれた旧市街、エラフィティ諸島、晴れた日はイタリア方面のアドリア海まで見渡せます。
ムール貝のリゾットやイカ墨リゾットを軽く取ります
旧港の桟橋から島まで約15分の道のり
11世紀のベネディクト会修道院跡と、19世紀のオーストリア皇族の植物園が広がるロクルム島は、ドゥブロヴニクが特別自然保護区に指定する小島です。岩場の死海と呼ばれる塩水池や、孔雀が歩く石の遊歩道で午後をゆっくり過ごします。
夕方の便で旧港に戻り旧市街の夕景に間に合わせます
断崖のレストランで魚介のグリルとポシップ白ワインを合わせ旅を締めます
ドゥブロヴニク
帰国移動に備えてゆっくり朝食を取ります
観光客が少ない朝の大通りと旧港を歩いて旅を締めくくります
ペリエシャツ半島のオリーブ油やフヴァル島のラベンダーなど持ち帰りやすい品を見ます
魚のサラダやチーズの皿でアドリア海の食を最後に味わいます
ピレ門の停留所から空港まで約30分のシャトルバス
Best Season
5〜6月と9〜10月は内陸の暑さが穏やかで、3カ国の街歩きとアドリア海の散策をしのぎやすい季節です。
Local Events
旅のタイミングを合わせると、思い出が一段と深くなる祭と催し。
1995年に包囲下の街で始まった南東欧最大級の映画祭で、夏の夜のサラエボに各国から映画関係者が集まります。
城壁内の広場や宮殿で約45日間続く伝統の野外芸術祭で、夏の旧市街に演劇、音楽、ダンスの公演が並びます。
16世紀の旧橋から約24メートル下のネレトヴァ川へ飛び込む伝統行事で、町中に独特の熱気が広がる夏の風物です。
ウシュチェ公園で開かれる南東欧最大級の音楽と食の祭典で、ドナウ河畔の夏のベオグラードを象徴する数日間です。
ユリウス暦の新年を祝う旧正月で、聖サヴァ大聖堂前や共和国広場で夜の集いと花火が行われます。
Budget
Total Estimate
目安総額(航空券込み)※ 5〜6月または9〜10月の個人旅行を想定した参考値です。ドゥブロヴニクの旧市街は7〜8月に大幅に上振れるため、総額に余裕を見ます。 主要入場料は現地交通または予備費に含めた概算です。この費用は予約商品ではなく参考目安です。航空券、宿泊、長距離バス、入場料、認定ガイド料金、営業日は、出発前に必ず各公式情報と利用する予約サービスでご確認ください。
Access
日本発で現実的に組みやすい往復導線の目安です。RS · BA · HR を巡ります。ベオグラード で入り ドゥブロヴニク から出るオープンジョー前提です。便名や時刻は固定せず、予約前に最新情報を確認してください。
ターキッシュエアラインズはイスタンブールから1日複数便でベオグラードへ運航し、午後にBEGへ入る安定した導線です。
中欧主要都市からはエア・セルビアなどの直行便があり、欧州周遊と組み合わせやすい標準的な選択肢です。
羽田または成田からイスタンブール、ウィーン、フランクフルトなどで1回乗り継ぎ、ベオグラード・ニコラ・テスラ空港 ( BEG ) へ午後から夕方に入る前提です。空港から市内まではエアロドロムA1バスで約30〜40分です。
ドゥブロヴニク発の日本直行便はなく、中欧または中東主要都市での乗継で翌日午前に日本へ戻る帰国導線が標準的です。
ドゥブロヴニク空港 ( DBV ) から日本への直行便はなく、フランクフルト、イスタンブール、ウィーンなどでの乗継帰国を想定します。空港アクセスはPlatanusシャトルで旧市街まで約30分です。
旅行前の確認事項
More Courses