厦門
海辺の古都に降り立ち老街の灯りで旅を始める
XMN空港から市中心の中山路まで約50分
厦門旧市街の中心を貫く中山路は、清末から民国期にかけて南洋帰りの華僑が築いた騎楼建築が連なる歩行街です。一階を歩道として開け放った独特の街並みが両側に続き、長距離移動後の足慣らしに港町の輪郭を最初に味わえる場所です。
沙茶面と海蛎煎で旅の初日を温めます
海産物と惣菜が並ぶ八市の路地をめぐって港町の夜気に触れます

Gallery
中山路歩行街と騎楼の街並み
田螺坑土楼群の四菜一湯の眺め
雲水謡古道と懐遠楼の水辺の村
土楼王子振成楼と洪坑の客家村
高北土楼群の承啓楼と五雲楼
南普陀寺の千手観音と五老峰
環島路の海岸線と曽厝垵の文芸村
鼓浪嶼の歴史国際租界の街並み
菽荘花園と鋼琴博物館
日光岩展望と八卦楼風琴博物館
コロンス島の朝の路地散策

Itinerary
客家の人々が大地に築いた円形の集合住宅と、海に浮かぶ租界の洋館の島を、一つの旅でめぐる福建6日間です。山あいの世界遺産と海辺の島と港町という三つの違う表情を、高速鉄道と車と渡船で順に味わいます。
前半は厦門の旧市街をめぐって足慣らしをしてから、内陸の南靖と永定に入って円形土楼の村に泊まり、客家の暮らしの只中に身を置きます。中盤に厦門へ戻り、海辺の寺と老街の食卓で港町の昼と夜を味わいます。
後半は渡船でコロンス島へ渡り、ピアノの音色と亜熱帯の庭園に囲まれた租界の島の表情に身を置きます。山上歩きや訪問する土楼群の組み合わせは、体力や天候、季節に合わせて調整できます。
厦門
XMN空港から市中心の中山路まで約50分
厦門旧市街の中心を貫く中山路は、清末から民国期にかけて南洋帰りの華僑が築いた騎楼建築が連なる歩行街です。一階を歩道として開け放った独特の街並みが両側に続き、長距離移動後の足慣らしに港町の輪郭を最初に味わえる場所です。
沙茶面と海蛎煎で旅の初日を温めます
海産物と惣菜が並ぶ八市の路地をめぐって港町の夜気に触れます
厦門 / 南靖
花生湯と油条と海蛎粥で軽く済ませ早めに駅へ向かいます
高鉄D系統で約50分の所要時間
南靖駅から田螺坑景区まで車で約1時間
南靖県の山間に広がる田螺坑土楼群は、円形土楼三棟と方形と楕円の土楼が肩を寄せ合う世界遺産です。山上の観景台から見下ろすと中央の方形を四つの円が囲む配置が一皿の料理のように見え、客家の村の独特の空間感覚を立体的に味わえます。
客家紅焼肉と山菜炒めで山の郷土の味を楽しみます
南靖県書洋鎮の雲水謡古道は、樹齢数百年のガジュマルの大木と水車が並ぶ渓流沿いの石畳の道で、村の中心に円形の懐遠楼と方形の和貴楼が並びます。土楼が日常の景色として暮らしに溶け込む村の様子を味わえます。
客家塩鶏と擂茶と山菜の素朴な郷土の味を堪能します
永定 / 厦門
客家粥と山菜の小皿で土楼の朝を味わいます
南靖の宿から永定洪坑景区まで山道を経由して約2時間
永定県洪坑村にそびえる振成楼は、内部を太極八卦の八区画に分けた直径約57メートルの円形土楼で、客家土楼の王子と称される世界遺産です。中央の祖堂を囲む四階建ての回廊と精緻な木彫りに、十九世紀末の客家一族の暮らしの規模を味わえます。
客家塩焗鶏と豆腐料理で土楼の村の昼を味わいます
洪坑の北西に位置する高北土楼群の中心に立つ承啓楼は、直径約73メートル、四階建てに四百近い部屋を持つ土楼王とも称される福建最大級の円形土楼です。同じ村内には方形の五雲楼や世沢楼も残り、円形と方形の土楼が肩を寄せる客家村の景観を味わえます。
洪坑景区から龍岩駅まで車で約1時間半
高鉄D系統で約1時間半の所要時間
沙茶火鍋と海蛎煎で港町の夜の食卓を楽しみます
厦門
粥と海鮮小皿で厦門の朝を味わいます
厦門大学の裏山に位置する南普陀寺は、唐代に開かれ清代に再興された閩南屈指の禅寺で、大悲殿の千手観音と背後の五老峰の岩塔が一体の景観を成します。海辺の街に張りつくように建つ参道を歩いて閩南仏教の中心地に身を置けます。
南普陀寺に隣接する厦門大学は、華僑実業家陳嘉庚が1921年に創立した海辺の名門校で、嘉庚様式と呼ばれる赤瓦の校舎群が芙蓉湖を取り囲みます。一般の入構には事前予約が必要で、亜熱帯の植栽と歴史校舎の南国のキャンパスに身を置けます。
薑母鴨と土筍凍で福建の郷土料理を味わいます
厦門島を一周する環島路の南岸は、台湾海峡を望む白い砂浜と椰子並木が約十数キロ続く海辺の遊歩道で、その内陸側に文芸村として整備された曽厝垵があります。漁村の路地を改装したカフェと工房が並び、潮風の海辺をたどりながら味わえる午後の道です。
閩南の工芸品と鉄観音茶の店をのぞいて旅の中盤を整えます
閩式海鮮と佛跳牆で厦門の夜の食卓を堪能します
コロンス島
粥と小皿と豆乳で軽く済ませ渡船埠頭へ向かいます
厦門本島から鼓浪嶼三丘田埠頭まで約20分
コロンス島の鼓浪嶼は、十九世紀後半から二十世紀前半にかけて十三カ国の領事館や教会、洋館が築かれた国際租界の島で、世界遺産に登録された千棟超の歴史建築が路地に重層的に残ります。車のない石畳の坂道で異国の街並みに身を置けます。
海蛎煎と沙茶面で島の昼の食卓を楽しみます
島の南岸に開かれた菽荘花園は、清末の台湾華僑林爾嘉が築いた海上庭園で、海に張り出した四十四橋と十二洞天の岩の迷路が亜熱帯の植栽に広がります。園内の鋼琴博物館で百台超の歴史的なピアノに出会えます。
島の最高地点に立つ日光岩は標高約九十メートルの花崗岩の岩峰で、頂上から島内の洋館群と厦門本島と台湾海峡の眺めを一望できます。隣接する赤い半球の屋根が目印の八卦楼には風琴博物館があり、世界各地の歴史的なパイプオルガンが収蔵されています。
閩南海鮮と土筍凍で島の夜の食卓を堪能します
コロンス島 / 厦門
観光客の少ない早朝の石畳と洋館の路地をめぐって島の素顔を味わいます
粥と海鮮小皿と豆乳で島の最後の朝を温めます
三丘田埠頭から東渡国際郵輪中心まで約20分
鉄観音茶と閩南菓子をまとめて持ち帰り用に整えます
佛跳牆と沙茶面で旅の最後の昼を締めます
市中心から空港まで約30分
Best Season
3〜5月と10〜11月は気温が穏やかで雨も比較的少なく、土楼の村歩きとコロンス島の散策に最も適した福建の旅行シーズンです。
Local Events
旅のタイミングを合わせると、思い出が一段と深くなる祭と催し。
永定と南靖の客家土楼では春節に祖先を祀る儀式や舞獅が行われ、円形土楼の中庭に赤い提灯と爆竹が響き、村全体が祝祭ムードに包まれます。
ピアノの島と呼ばれるコロンス島の音楽庁や鋼琴博物館を会場に、国際的な奏者を招いた演奏会が春の海風の中で開かれる音楽祭です。
コロンス島の菽荘花園内の鋼琴博物館と八卦楼の風琴博物館では、世界各地から集められた歴史的なピアノとパイプオルガンが常設展示され、随時演奏も行われます。
厦門の集美と海湾の運河で端午節の龍舟競漕が行われ、岸辺に集まった人々の太鼓と掛け声で港町が祝祭ムードに包まれます。
厦門独特の中秋博餅という大人数で賽子を振る伝統遊びが街中で行われ祝祭ムードに包まれますが、コロンス島と土楼景区は連休中の入場制限と長い待ち時間が顕著になる時期です。
Budget
Total Estimate
目安総額(航空券込み)※ 3〜5月または10〜11月の個人旅行を想定した参考目安です。国慶節や春節など連休期は航空券と宿泊が大きく上振れし、コロンス島と土楼景区の入場制限も強まります。 主要入場料は現地交通または予備費に含めた概算です。この費用は予約商品ではなく参考目安です。航空券、宿泊、高速鉄道の運行ダイヤ、福建土楼の各景区の入場予約可否、コロンス島の上陸券と渡船運航、厦門大学の入構予約、査証・入国条件は出発前に必ず各公式情報と利用する予約サービスでご確認ください。
Access
日本発で現実的に組みやすい往復導線の目安です。厦門 で入り コロンス島 から出るオープンジョー前提です。便名や時刻は固定せず、予約前に最新情報を確認してください。
上海浦東経由は乗継便が多く、午後着の便を選べば到着日のうちに厦門旧市街の散策と夕食を組み込めます。
厦門航空が運航する直行便は季節により設定があり、乗継時間がかからず到着日に余裕を持って旧市街に入れます。
羽田または成田から上海・香港・北京などで乗り継ぎ、午後から夕方に厦門高崎国際空港 ( XMN ) へ入る前提です。厦門航空の直行便は季節により設定があるため、出発前に査証と入国条件と最新の運航状況を必ず確認します。
コロンス島から渡船で厦門に戻り厦門高崎空港から上海で乗り継ぐ標準的な帰国導線で、午後便の選択肢が多く取りやすい行程です。
コロンス島は鼓浪嶼三丘田埠頭から東渡国際郵輪中心まで渡船で厦門本島に戻ったのち、厦門高崎国際空港 ( XMN ) から上海または香港で乗り継いで日本へ戻る帰国導線です。直行便は季節限定のため出発前に最新の運航情報を確認します。
旅行前の確認事項
More Courses