蘭州
黄河を渡り西北の玄関口蘭州で一夜を過ごす
LHW空港から市中心まで約60分の道のり
蘭州市街の中心を流れる黄河に架かる中山橋は1909年に架けられた中国で最初の本格的な黄河鉄橋で、街のシンボルとして親しまれています。夕暮れに橋上を歩いて南北の河岸を行き来すると、黄土高原の水音と西北の街並みの輪郭をはじめて味わえます。
澄んだ牛骨スープに手延べ麺と薄切り牛肉をのせる蘭州名物で旅の初日を温めます
羊肉串や甜醅子など回族の屋台が並ぶ通りで蘭州の食を覗きます

Gallery
黄河に架かる中山橋と河岸の夕景
敦煌市博物館で河西回廊の歴史をたどる
沙州夜市と古城門の夕景
莫高窟デジタル展示センターと千仏洞窟内見学
鳴沙山月牙泉のラクダ隊と三日月の泉
西域南道の関所陽関と烽火台
戈壁に残る玉門関と漢代長城
莫高窟特別窟と藏経洞の歴史
又見敦煌の大型実景公演で千年の壁画を観る
明代万里の長城西端の関城
黒山に駆け上がる懸壁長城
長城の最西端 第一墩と討頼河の絶崖

Itinerary
砂漠に開かれた千仏の石窟と、明代に築かれた万里の長城西端の関所を、一つの旅でたどる中国西北部のシルクロード8日間です。世界遺産の壁画窟、砂丘とオアシス、城壁と烽火台という性格の違う表情を、ゴビ砂漠の景色の中でめぐります。
前半は敦煌に連泊し、莫高窟の壁画と鳴沙山月牙泉の砂丘、漢代の関所跡を組み合わせます。中盤は西域南道の遺跡と砂漠の夕景を加えてから、高速鉄道で東へ嘉峪関へ向かいます。
後半は明代の長城西端の関城と、戈壁を望む懸壁長城を歩いて旅を締めくくります。連泊と列車移動の組み合わせで荷物移動の負担が少なく、砂漠の暑さや砂嵐に合わせて歩く距離と日程は調整できます。
蘭州
LHW空港から市中心まで約60分の道のり
蘭州市街の中心を流れる黄河に架かる中山橋は1909年に架けられた中国で最初の本格的な黄河鉄橋で、街のシンボルとして親しまれています。夕暮れに橋上を歩いて南北の河岸を行き来すると、黄土高原の水音と西北の街並みの輪郭をはじめて味わえます。
澄んだ牛骨スープに手延べ麺と薄切り牛肉をのせる蘭州名物で旅の初日を温めます
羊肉串や甜醅子など回族の屋台が並ぶ通りで蘭州の食を覗きます
蘭州 / 敦煌
牛肉麺と小皿で軽く済ませ空港へ向かいます
DNH空港から市中心まで車で約15分
胡羊燜餅と敦煌黄面で旅の午後に備えます
敦煌市博物館は河西回廊と西域の出土品を集めた地方博物館で、漢代の竹簡や唐代の絹本写経、莫高窟と関係の深い仏教美術が並びます。翌日の莫高窟見学の予習として、シルクロード東西交易と仏教東漸の流れを通覧できます。
敦煌市街中心の沙州夜市は旧城址を整備した観光夜市で、唐代の城門を模した門楼が日没とともに灯ります。乾果や絹織物、敦煌彩塑の土産屋台と料理店が並び、砂漠の街の夕方の輪郭を最初に味わえる場面です。
炭火の羊肉串と駝掌料理など西北の味で初日を締めます
敦煌
粥と小籠包で早めに済ませ莫高窟予約センターへ向かいます
市街中心からセンターまで車で約20分
莫高窟は鳴沙山東麓の崖に約735窟が穿たれた4世紀から14世紀の千年にわたる仏教石窟群で、世界遺産に登録されています。デジタル展示センターで全景映像を観た後、シャトルバスで現地に移動し、ガイドの案内で代表窟の壁画と塑像を間近に堪能できます。
驢肉黄面と涼皮で休憩を取り午後の砂丘歩きに備えます
敦煌市街南郊の鳴沙山は高さ約170mの大砂丘群で、麓に三日月形のオアシス月牙泉が湧きます。日没に向かう時間帯にラクダ隊で稜線を進み、砂丘の頂から泉と古亭を見下ろすと、河西回廊のオアシス景観を一望できます。
鳴沙山入口から市中心まで車で約15分
羊肉泡饃と涼粉で砂漠の一日を温め直します
敦煌
粥と焼餅で軽く済ませ砂漠への長距離移動に備えます
敦煌市街から南西へ砂漠の道で約1時間
陽関は前漢の武帝が築いたシルクロード西域南道の関所で、敦煌の南西約70kmの砂丘地帯に烽火台跡が残ります。漢代の遺構と陽関博物館をめぐり、王維の送別詩で名高い旅立ちの関所として、砂漠を越えて南道へ進んだ商隊の出発点に触れられます。
炒涼粉と臊子麺で休憩を取り西域南道の続きへ向かいます
陽関から戈壁を抜けて玉門関まで車で約2時間
玉門関は前漢に築かれた西域北道の関所で、敦煌の北西約90kmの戈壁砂漠に夯土の小方盤城と漢代長城の遺構が残る世界遺産の構成資産です。風蝕で削られた城壁と烽火台が地平線まで一直線に伸び、シルクロード北道の交易を担った関所の規模を体感できます。
玉門関から市中心まで車で約2時間
手抓羊肉と西北面食で長距離移動の疲れを温めます
敦煌
粥と焼餅と豆乳で一日を始めます
莫高窟では予約制の特別窟見学を組み込み、第17窟藏経洞や第220窟など通常公開外の代表窟を別料金で堪能できます。藏経洞は20世紀初頭に発見された数万点の古文書群で、敦煌学の出発点となった場所として、薄暗い窟の中で千年の保存環境を味わえます。
敦煌酿皮と肉夾饃で午後の休憩に備えます
唐代の沙州城を再現した撮影所跡で絹織物や敦煌彩塑の小物を物色します
羊肉串と西北麺で又見敦煌公演に備えます
敦煌郊外の専用劇場で上演される又見敦煌は約90分の移動式実景公演で、観客が複数の舞台空間を順にめぐる大型ショーです。莫高窟の壁画と西域の歴史を実在の人物を主役に描き、昼に見学した壁画窟の物語に身を置けます。
敦煌 / 嘉峪関
粥と小皿で軽く済ませ高鉄駅へ向かいます
市街中心から敦煌高鉄駅まで車で約20分
蘭新高鉄D系統で約2時間半の所要時間
嘉峪関南駅から市中心まで車で約25分
嘉峪関烤肉と西北手抓飯で午後の城壁見学に備えます
嘉峪関関城は1372年に明の馮勝が築いた万里の長城西端の要塞で、河西回廊の咽喉部を扼する重要な関所です。内城、外城、羅城の三重構造に光化楼や柔遠楼などの楼閣が立ち、城壁上から戈壁砂漠と祁連山脈の雪嶺を一望できる絶景の城塞として知られます。
関城から市中心まで車で約20分
炭火の羊肉串と臊子麺で長城の街の夜を味わいます
嘉峪関
粥と焼餅で長城歩きの一日を始めます
市街中心から黒山北麓の登城口まで車で約25分
懸壁長城は嘉峪関関城の北方約8kmにある明代の支城で、黒山の急斜面を夯土の城壁が一直線に駆け上がる絶景の長城です。約400段の石段を稜線まで登れば、戈壁砂漠と祁連山脈、関城の屋根並みを一望でき、万里の長城西端の防衛網を高い視点で味わえます。
牛肉麺と涼皮で休憩を取り午後の博物館見学に備えます
嘉峪関長城博物館は中国で初めて長城を専門に扱った地方博物館で、戦国時代から明代までの長城築造と河西回廊の防衛史を一堂に展示します。漢代の木簡や明代の兵器、河西回廊全域の長城復元模型が並び、関城と懸壁長城の見学を歴史の枠組みで深められます。
嘉峪関第一墩は明代長城の最西端に位置する烽火台で、嘉峪関市街の南西約7kmで討頼河の切り立った河谷に臨みます。地下展示廊で河谷の絶崖と烽火台を間近に望め、戈壁と祁連山雪嶺を背景にした長城西端の地形を旅の締めに味わえます。
搓魚子と臊子麺で旅の最後の夜を締めくくります
嘉峪関 / 蘭州
粥と小皿で軽く済ませ高鉄駅へ向かいます
市街中心から駅まで車で約25分
蘭新高鉄D系統で約4時間の所要時間
澄んだ牛骨スープの蘭州牛肉麺で河西回廊の旅を締めくくります
蘭州西駅から空港まで約60分の道のり
Best Season
5〜6月と9〜10月は気温が穏やかで砂嵐が少なく、莫高窟の見学から鳴沙山の砂丘歩き、嘉峪関の城壁巡りまで快適に進めやすい河西回廊のベストシーズンです。
Local Events
旅のタイミングを合わせると、思い出が一段と深くなる祭と催し。
莫高窟は完全予約制で観光ハイシーズンに通常票と急用票の二系統が運用され、莫高窟デジタル展示センターの映像と組み合わせて壁画窟を見学する標準コースが整います。
シルクロード沿線国の文化交流を主題とした国際イベントが敦煌大劇院や市内会場で開催され、敦煌舞踏や西域音楽の公演が観光と並行して楽しめる時期です。
嘉峪関市では夏期に国際短編映画祭や関城のライトアップが行われ、戈壁の夜空を背景に明代の城壁が浮かび上がる夏の風物詩になっています。
敦煌の鳴沙山ではラクダ隊と灯籠の夜景が華やぎ、嘉峪関関城も祝祭ムードに包まれますが、莫高窟予約と高速鉄道は連休中の競争率が一気に高まる時期です。
敦煌市郊外の専用劇場で上演される大型実景ショーで、莫高窟と西域の歴史を移動式の舞台装置で描き、昼の遺跡見学と合わせて夜の旅程に組み込めます。
Budget
Total Estimate
目安総額(航空券込み)※ 5〜6月または9〜10月の個人旅行を想定した参考目安です。国慶節や春節など連休期は航空券と宿泊、莫高窟予約の競争率が大きく上振れします。 主要入場料は現地交通または予備費に含めた概算です。この費用は予約商品ではなく参考目安です。航空券、宿泊、高速鉄道、莫高窟の予約可否、玉門関と陽関の運営状況、嘉峪関関城と懸壁長城の入場条件、査証・入国条件は出発前に必ず各公式情報と利用する予約サービスでご確認ください。
Access
日本発で現実的に組みやすい往復導線の目安です。敦煌 で入り 嘉峪関 から出るオープンジョー前提です。便名や時刻は固定せず、予約前に最新情報を確認してください。
上海浦東で国際線から国内線に乗り換え、蘭州中川で1泊または短時間乗継のうえ国内線で敦煌へ向かう、河西回廊への現実的な導線です。
北京首都経由は国内線接続が安定し、蘭州前泊を挟んで敦煌入りする見込みやすい導線です。
羽田または成田から上海・北京などで国際線を乗り継いだうえ、蘭州中川国際空港で前泊または短時間乗継し、国内線で敦煌莫高国際空港 ( DNH ) へ入る前提です。直行便は無く乗継便利用が現実的で、出発前に査証と入国条件を必ず確認します。
嘉峪関南駅から高速鉄道で蘭州西駅へ戻り、蘭州中川国際空港から上海または北京経由で国際線に乗り継いで日本へ戻る、河西回廊からの標準的な帰国導線です。
嘉峪関発の国際線は無いため、嘉峪関南駅から蘭新高速鉄道で蘭州西駅まで戻り、蘭州中川国際空港から上海または北京経由で日本へ戻る2回乗継便が現実的な帰国導線です。便数が限られるため出発前に最新の運航情報を確認します。
旅行前の確認事項
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